お世話になった人にお歳暮を贈ろうと考えたときに、「金額はいくらぐらいのものを選べばいいのかしら…?相場はどれくらい?」と悩んだことはありませんか?
あまり高価なものは手が出せないし、かといって安物を贈るのは相手に失礼になるのではないかと心配になりますよね
「周りの人は、どれくらいの金額のものを選んでいるのだろう」と、気になってしまうこともあるはず。
そこで今回は、お歳暮を贈るときの相場感と、気をつけるべきポイントについて解説します。
お中元やお歳暮を選ぶときに重視するものは人それぞれ。その中で、お歳暮の価格を気にする人はどれくらいいるのでしょうか。
NTT西日本が2015年に20代〜70代の男女に対して行った「お中元・お歳暮に関する意識調査」(※)によると、お中元・お歳暮を選ぶとき、最も重視していることを「金額」と答えた人は、第1位「相手が喜ぶこと」(43.0%)に次いで第2位(24.8%)となっています。
お歳暮を贈る際に金額が一番重視されることはあまりないものの、調査結果から、4人に1人程度はお歳暮の金額を気にしているということがわかります。
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お歳暮の相場は3,000円〜5,000円程度です。金額の決め方に厳密な決まりはなく、あくまでも目安の金額として参考にするとよいでしょう。
お歳暮は、お中元よりも2割程度高めのものを贈る傾向があります。日頃の感謝の気持ちに加えて「来年もよろしくお願いします」という意味合いが含まれているためです
お歳暮の価格は、贈り主の年齢にも左右されることをご存知でしょうか。
NTT西日本の前掲データによると、お歳暮にかける金額は20代・30代で「2,000円以上3,000円未満」が最も多くなっています。また、20代・30代ではおおかた8割以上が6,000円未満のものを選んでいることがわかりました。
逆に、40代以上になると20代・30代よりも高価格帯のものを選ぶ人が増え、40代以上は「4,000円以上5,000円未満」や「8,000円以上」の品物を選ぶ人が多くなります。
40代・70代でお歳暮にかける金額は「8,000円以上」と回答した人が最も多い結果となっています。また、「6,000円未満」と回答した人の割合も、40代〜60代ではおよそ7割、70代では6割にとどまりました。
*20代・30代は「2,000円以上3,000円未満」の品物を選ぶ人が最も多い
*20代・30代の8割以上が「6,000円未満」の品物を選んでいる
*40代以上になると20代・30代よりも高価格帯の品物を選ぶ人が増える
*40代以上は「4,000円以上5,000円未満」や「8,000円以上」の品物を選ぶ人が多い
*40代、70代のお歳暮にかける金額は「8,000円以上」の人の割合が最も多い
*「6,000円未満」と回答した人の割合は、40代〜60代では7割、70代で6割程度
あまり高いものを贈ると相手に気を使わせてしまうことになる上に、来年からも同程度の金額のものを毎年贈らなければならなくなります。したがって、あまり高額なものは避けたほうがよいと言えます。
お歳暮向けの商品であれば値札はついておらず、包装も高級感を持たせるようにしてあります。あまり金額にこだわらず、相手が気を使わなくてすむ程度のものを選びましょう。
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贈る際に大切なのは、相手を思いやる気持ちです。価格ではなく、相手の趣味や嗜好に合うもの、相手がもらってうれしいと思われるものを贈るほうが、より相手に気持ちが伝わるのではないでしょうか。感謝の気持ちを伝えつつ、相手の負担にならないような配慮も大切です。
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お歳暮の相場は年代によって異なり、20代・30代は「2,000円以上3,000円未満」の品物が多く、40代以上は「4,000円以上5,000円未満」や「8,000円以上」の品物を選ぶ人が多くなります。
贈る相手によっても金額は異なり、友人や知人、取引先には3,000円程度のもの、両親や親戚は3,000円〜5,000円程度。職場の上司やお得意様に贈るのは5,000円程度が相場です。
もちろん贈る相手との関係性によって金額は変わってきますが、10,000円を超える高額すぎるものは避けたほうがよいでしょう。
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